ムキタケ
Panellus serotinus



2008年11月13日:荘川の山(ミズナラの倒木)

科 ・ 属

キシメジ科 ・ ワサビタケ属

発生地

広葉樹、特にブナ・ミズナラの枯れ幹、倒木に重なって側生

生活型

木材腐朽菌、中型〜大型

傘の表

傘の径は5〜15cm、形は半円形〜腎臓形。表面に細かい毛を密生し湿時粘性、色は汚れた黄色〜黄褐色で緑色の物もある。

傘の裏

ひだは黄白色で蜜、柄に接するところで止まり柄の上に垂生することは無い。肉は白くてやわらかい。

つば

なし



傘の横に付き太短く表面に黄褐色の短毛を帯びる。

つぼ

なし

食 ・ 毒

食 ★★★★

コメント




とても好きなきのこのひとつで鍋に入れるとツルっとしてとても良い舌触りです。ツキヨタケと間違いやすいといわれますが傘および柄(ほとんど目立たない)の表面に細毛があるので区別できます。また、ムキタケの盛期にはツキヨタケは腐っているので余り間違えることは無いでしょう。
さらに
ツキヨタケは切り口に黒いシミが出来るのでわかります。

ムキタケバリエーション
傘が灰色のもの

柄はあるがほとんど目立たない

傘がクリーム色のもの

重なって生えるもの

ムキタケの幼菌 新潟ナラ枯れ立木の大型ムキタケ

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