フチドリツエタケ Oudemasiella brunneomarginata |
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2010年12月5日:白川村町のブナ林(切り株の洞で) |
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科 ・ 属 |
キシメジ科ツエタケ属 |
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発生地 |
冷温帯広葉樹内のブナ、ミズナラ、トチノキなどの広葉樹の枯幹や倒木から群生する。 |
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生活型 |
木材腐朽菌、小型〜大型 |
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傘の表 |
傘の径は3〜15cm、傘は饅頭形からほぼ平に開く。色ははじめ紫褐色をおびのちに灰褐色から黄褐色になり乾燥して白っぽくなる。 湿っているときは多少粘性がありしばしば放射線状のしわと条線を表す。 |
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傘の裏 |
ひだは白色〜黄白色で幅広くやや疎、ひだの縁部は濃紫褐色に縁どられている。 |
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つば |
なし |
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柄 |
長さ4〜10cm、径0.4〜1cmでほぼ上下同大で中空、軟骨質。 表面は紫褐色の鱗片に覆われ、段だら模様になる。 |
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つぼ |
なし |
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食 ・ 毒 |
食 ★★ |
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コメント |
大変珍しいきのこの様です。12月にナメコ採りに行った時、倒れた広葉樹の大木の洞の中に見つけました。 周りは雪でしたが洞の中で乾燥していたので長く持ったのでしょう。 |
これは傘10cmですから大きいほうでしょう |
古くてもひだの縁取りと柄の斑点ははっきり |
白山山麓のブナ林の倒木にて傘は直径3〜5cmで柄が短い出てきたばかりの固体 | |
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