ベニテングタケ
Amanita muscaria


絵になる美しい典型的なベニテングタケ(FB友人撮影)


科 ・ 属

テングタケ科・テングタケ属

発生地

針葉樹林・広葉樹林の地上

発生時期

夏〜秋

生活型

中型〜大型



鮮赤色〜橙黄色、橙赤色、表面に白色のいぼを持ち周縁部に条線を有する。

ひだ

白色で密

つば

白色の膜質つばを有する。



白色で上部に白色膜質のつばを有する。つばより下部はややささくれる。基部は塊茎状に膨らみ白色のつぼの名残りが環状に残る。

つぼ

環状の白色破片がつぼの名残り

食 ・ 毒

毒 ★★

コメント




西の地域では見られないようですので寒冷地方のきのこでしょう。
毒成分はイボテン酸、ムッシモール・ムスカリンで嘔吐、精神撹乱、幻覚、筋肉痙攣を起すようですが一方で少量なら鍋に入れるととても美味しいということで2011年に食べました。

バリエーション

ベニテングタケ幼菌(日和田高原)

鍋に入れて食べた時の写真

旨味が増したベニテング入りきのこ鍋


小型のベニテングタケ
2011年10月2日:日和田高原(ツガ・カラマツ・シラカバ混生林)


ベニテングタケ群生(FB友人撮影)

 赤系と黄系
2013年10月3日浅間山麓

開いて傘が湾曲した老菌
2013年10月3日浅間山麓

 
 平らに開いた成菌
2016年10月12日飯田風越山

 傘のイボが流れ落ちた成菌
2016年10月12日飯田風越山


きのこ索引へ きのこギャラリーへ


inserted by FC2 system