ツキヨタケ
Lampteromyces japonicus



2009年9月19日:切明温泉魚野川の流木
有毒でも虫が食べているのが良く分かります

科 ・ 属

キシメジ科 ・ ツキヨタケ属

発生地

ブナ科の木や様々な広葉樹の倒木上や枯木に多数重生

季節

初秋〜秋

生活型

中型〜大型

傘の表

傘は紫褐色〜暗褐色で半円形〜腎臓形。表面は平滑でろう状の光沢がある。傘の肉はほぼ白色。
傘の裏

ひだは白色で柄に垂生し幅広。

つば

ひだと柄の境につば状の隆起帯がある。



傘のほとんど横につく。肉は白色で柄の肉には黒っぽいシミがある。

つぼ

なし

食 ・ 毒
毒 ★★★
食後30分から1時間ほどで嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸系の中毒を起こす。ひどい場合は痙攣、脱水、ショック症状。

コメント



発光性があって光るのでこの名前があります。ぼんやりと光る程度のようで採った後でも新しいうちは光ります。
ヒラタケ、ムキタケ、シイタケと間違いやすいので注意。

ツキヨタケ、ムキタケ、シイタケ比較
恵那市アライダシの森にて
10月中旬)
ムキタケと同時期に同じ倒木に出ていたもの

柄と切り口の黒いシミで判別できます

ムキタケ

シイタケ


2014年11月22日のナメコ狩りの時に発見した紫がかったツキヨタケ
こんな時期でもツキヨタケが発生するのかと驚いた。
要注意!

 
 こんな光景を見たかったら志賀高原雑魚川林道を夜走ってみてください^^

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